• 塚田薫平

上野支店
2019年入社
立教大 文学部 卒

塚田薫平

どんどん任される。
だから、しくじることもある。
それだけ、成長できる。

流行を追い、人気を伝える。
たとえば、
タピオカミルクティー味。

大学時代は居酒屋でアルバイトをしていました。そこで驚いたのが商品開発のサイクルの速さでした。季節や流行を反映して、新しいメニューが次々と登場する。そのなかで売れる商品と売れない商品にはっきり分かれるのもおもしろい。次第にトレンドに詳しくなりました。タジマヤに入ってからも、それは一緒。タピオカミルクティー味のお菓子が出た時には、いち早く取り扱うようにし、よく売れていました。
もちろん、新商品を出すだけで売れるわけではありません。私たちも積極的にお客様に提案することで、情報提供をしています。「今、売れている商品です」「この季節限定の商品です」とおすすめすることもありますし、自分の経験を活かして「今、若者にはこっちが人気です」とお伝えしたりすることもあります。冬場に勧めた紅茶やコーンスープが売れた時はうれしかったですね。

え、その仕事、
もう任せてもらえるんですか?

入社してすぐに上野支店に配属され、どんどん新しい仕事に取り組んで、いろいろなことを学んできました。これまでに担当してきた業務はメーカーから送られてくる荷物の検品、伝票の作成、注文品の取り置き、レジ、電話対応、そのほか店舗での接客に関するすべてのことです。どれも、先輩から担当を伝えられて、任せていただいた仕事でした。もっと経験を積んでから任せていただけると思っていましたが、いろいろな経験を積むことで臨機応変な対応力が身についた実感があります。わからないことはその都度聞くことで丁寧に教えてもらえますし、先輩たちとコミュニケーションを取るきっかけにもなりました。
2年目を前にして、先日は先輩からメーカーの担当を引き継ぐことが伝えられました。突然の発表でしたが、仕入の交渉ではこれまで以上に商品知識や経験が身につけられると思い、今から楽しみです。商品やマーケットについてたくさんの情報や経験が蓄積されるというのは、今後どんなキャリアを描くにしても大きな武器になるはずですから。

お客様の売上と、生活者の食。
どちらにも責任を持てる仕事。

たくさんの仕事を任される関係上、ミスが発生することもあります。当社の不備でなくても、商品があまりの人気で生産が追いつかず在庫が欠品することで、お客様にご迷惑をかける場面もあります。実際にあったのは、お客様が注文された数量の商品が用意できなかったケース。その時はお客様の目を見て誠心誠意謝りました。そして、ただ謝るだけでなく、いつ頃入荷できそうか、どうすれば受け取りやすいか、などもお伝えして改善策をご提案。それがきっかけでお客様に顔と名前を覚えていただき、今ではご来店の際には必ず話しかけてもらえるほどの仲になりました。
お客様がご来店し、目当ての商品を購入して帰るだけだと、私たちとの関係は生まれません。お客様へのご提案においてはお客様の店舗の売上だけでなく、その先にいる生活者の喜びに対する責任感が求められる仕事だと思います。その気持ちをこれからも大事にして、もっと多くのお客様から信頼される人間になりたいですね。